流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ユナイテッドアローズ/営業利益51.6%増の21億円

2010年08月05日 / 決算

ユナイテッドアローズが8月5日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、売上高204億7500万円(前年同期比7.3%増)、営業利益21億4800万円(51.6%増)、経常利益21億5500万円(51.4%増)、当期利益1億200万円(84.7%減)となった。

売上総利益は、11.4%増の117億400万円となり、売上総利益率57.2%(2.1ポイント増)となった。仕入原価率の低減とレギュラー店舗における値引き販売が減少したことによるビジネスユニットの売上総利益率の改善に加え、当年物商品を早期にアウトレット店に移動し消化する仕組みの稼働やアウトレット専用品の展開などによりアウトレット店の売上総利益率が改善したことが要因だった。

販売費と一般管理費は、5.1%増と売上高の伸びを下回り、95億5600万円だった。売上や出店の増加に伴う賃借料の増加や、出店の増加にともなう備品消耗品費の増加などがあったが、全体的なコスト抑制などを行なったことが影響した。

資産除去債務会計基準適用にともなう影響額として9億2100万円、減損損失1億6500万円など合計11億2100万円を特別損失に計上した結果、当期利益は84.7%減となった。

通期の業績は、売上高906億1200万円、営業利益64億900万円、経常利益63億3800万円、当期利益22億8300万円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧