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スリーエフ/売上高8.3%減、営業利益51%減

2009年10月01日 / 決算

スリーエフが10月1日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は138億600万円(前年同期比8.3%減)、営業利益4億100万円(51.7%減)、経常利益4億4100万円(47.9%減)、当期利益6300万円(77.6%減)となった。

第2四半期は、冷夏で顧客の来店頻度が減少したこと、ドリンクやフローズンなどの落ち込みなどでチェーン全店売上高は552億1500万円となった。また、営業総収入は138億600万円。売上減に伴い経費削減に努めたが、「開国博Y150」イベントへの協賛金やTポイントの付与などの費用増加もあり、営業利益は減益となった。

店舗開発では地区毎のリージョン制により、有効情報の入手から出店までのプロセスの強化に努め、独立研修社員制度の活性化で人材の輩出強化を図った。店舗数では、開店15店、閉店15店の結果、総店舗数650店(エリア・フランチャイズ契約に基づく四国地区は63店、スリーエフ店は計713店)となった。

店舗運営では、店舗のクリーンネス、フレンドリーサービス、身だしなみのチェックを徹底し、店舗スタッフのトレーニングを強化したほか、店舗情報システムを活用した品揃えを強化。魅力ある店作りを目指した。商品面では、横浜開港150周年企画として名店シェフ監修による商品を継続して販売し、ご当地グルメとして日本各地で評判の高い焼きそばを月替わりで紹介するなど、地域特性に着目した企画を継続した。

通期は売上高270億円(6.6%減)、営業利益4億円(56.9%減)、経常利益4億5000万円(55.4%減)、当期損失7000万円を見込んでいる。

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