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丸井/営業利益7倍の23億5500万円

2010年08月07日 / 決算

丸井グループが8月6日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、売上高は964億7500万円(前年同期比3.0%減)、営業利益23億5500万円(605.5%増)、経常利益22億100万円(287.3%増)、当期利益9億7000万円(195.9%増)となった。

既存店客数は9%増、来店客数3%増となった。小売事業の既存店の売上高は、4月の天候不順の影響などにより前期に対して3%減少したが、計画比では1%増とほぼ期初予想どおり推移した。

6月末のカード会員数は前年同期比6%増の約480万人。カード会員数の増加にともない、加盟店でのショッピングクレジットの取扱高は、前期に対して1.3倍となり、割賦手数料収入につながるショッピングリボ・分割の残高も780億円を超えるなど順調に拡大した。第1四半期のカード事業は、昨年に続き増収増益となった。

利益面については、計画的に実施しているコスト構造の見直しによる減価償却費や設備費の減少に加え、昨年オープンした「新宿マルイ本館」の開店費用の反動などにより、営業利益は7倍になった。

通期の業績は、売上高4090億円、営業利益115億円、経常利益105億円、当期利益55億円の見通し。

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