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マツモトキヨシ/第1四半期の営業利益19.0%減

2010年08月10日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが8月10日に発表した2011年3月期第1四半期決算によると、売上高1036億3800万円(前年同期比7.0%増)、営業利益32億6300万円(19.0%減)、経常利益37億300万円(18.5%減)、当期損失5億2500万円(前期は22億2100万円の当期利益)となった。

小売事業の売上高は971億7800万円(8.9%増)となった。花粉飛散の減少に伴う関連商材や前年の新型インフルエンザ関連商品特需などの影響があったが、新規出店と付加価値のあるプライベートブランド商品の拡充、温度要件に対応したシーズン商品の早期展開、前期末でのM&Aによる子会社化などにより、売上高は増加した。

小売業の商品別売上高は、医薬品286億2300万円(13.8%増)、化粧品371億2400万円(7.7%増)、雑貨206億4500万円(5.4%増)、食品107億4800万円(7.1%増)

徳島県へのグループ初出店を含め、グループとして18店舗を出店。既存店改装を44店舗で実施し、スクラップ&ビルドを含め15店舗を閉鎖した。期末店舗数は、1179店舗で1都1道2府39県に出店地域を拡大した。

卸売事業の売上高は56億2000万円(16.9%減)となった。前期にて、フランチャイズ契約を締結していた3社(ミドリ薬品、中島ファミリー薬局、ラブドラッグス)の子会社化に伴い売上高が減少した。

販売費と一般管理費は、新規に3社を連結したことに伴う費用増加で250億3300万円(11.1%増)となった。

当期利益は当「資産除去債務に関する会計基準」の適用にかかる特別損失を計上したことにより、純損失となった。

通期の業績は、売上高4340億円(10.4%増)、営業利益152億円(1.9%増)、経常利益171億円(1.5%増)、当期利益68億円(6.6%減)の見通し。

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