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丸和/第2四半期の売上高9.6%減、当期損失8億円

2010年09月13日 / 決算

丸和が9月13日に発表した2011年1月期第2四半期決算によると、売上高は170億4500万円(前期比9.6%減)、営業損失4800万円(前期は1億9600万円の営業損失)、経常損失2億600万円(3億3600万円の経常損失)、当期損失8億5900万円(4億900万円の当期損失)となった。

6月30日公表の「事業再生ADR手続の正式申請及び受理ならびに事業再生計画案の概要に関するお知らせ」に従い、抜本的な事業再生計画の検討に着手し、取引金融機関などとの協議・調整を行った結果、事業再生ADR手続を利用し、事業再生計画を取りまとめた。

7月14日公表の「事業再生ADR手続における第1回債権者会議の成立・同意に関するお知らせ」に従い、全取引金融機関より借入元本の返済一時停止についての同意および、資金調達(DIPファイナンス)に関して承認を得た。

事業構造改革を推進し、不動産賃貸借契約の見直しやエリアドミナント戦略の見直しを実施し、自社競合による影響の回避、物流網、管理コストなどの効率化の観点から、5店舗(古市店・阿川店・小串店・東長府店・仁位店)を閉鎖し、期末店舗数は47店舗となった。

通期業績予想は、売上高335億円(11.3%減)、営業利益1億3000万円、経常損失2億4000万円に修正された。当期利益については、事業ADR手続きなどの進捗により変動要素が大きいため、未定としている。

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