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イオンモール/3-8月の売上高4.2%増、営業利益11.1%増

2010年09月27日 / 決算

イオンモールが9月27日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は712億6100万円(前年同期比4.2%増)、営業利益186億3800万円(11.1%増)、経常利益179億7800万円(9.9%増)、当期利益104億5500万円(11.8%増)となった。

新規ショッピングセンター(SC)として、3月にイオンモール新瑞橋(愛知県)、イオンモール大和郡山(奈良県)を開設した。6月には、昨年11月に清水建設からプロパティ・マネジメント(PM)物件として受託したイオンモールKYOTO(京都府)を開設した。

既存SCでは、イオンモール太田(群馬県)で昨年12月に退店したホームセンター跡区画にモールを延長して専門店ゾーンに刷新した。

専門店との契約満了を迎えるイオンモール広島府中ソレイユ(広島県)、イオンモール京都ハナ(京都府)、イオンモール橿原アルル(奈良県)では、新規専門店の導入や既存専門店の業態変更・移動などにより、SC全体を刷新する大規模なリニューアルを実施した。

イオンモール草津(滋賀県)、イオンモール東浦(愛知県)でも新たなサービス施設を拡充した。

既存49SCの専門店売上は3.2%増、来店客数は2.4%増、来車台数は同3.1%増と前期を上回って推移した。既に出店が決まっている区画を除いた空床率は目標とする0.5%に改善した。

中国事業は、2008年11月にオープンしたイオン北京国際商城ショッピングセンター(北京市)に続く中国2号店として、9月オープンのイオンモール天津TEDA(天津市)の開設に向けた取り組みを進めた。

事業規模拡大の一方、既存SCを中心としたコスト構造改革をさらに推し進めたことにより、営業原価は472億2300万円(2.1%増)、販売費及び一般管理費は53億9900万円(0.0%)となった結果、営業利益は増益となった。

通期は売上高1470億円(5.8%増)、営業利益400億円(7.5%増)、経常利益380億円(5.0%増)、当期利益220億円(0.9%増)を見込む。 

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