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ユニー/3月~8月は32億円の最終黒字に

2010年10月01日 / 決算

ユニーが10月1日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は5503億2900万円(前年同期比3.5%減)、営業利益164億8400万円(76.2%増)、経常利益153億7300万円(85.3%増)、当期利益32億900万円(前期は26億3700万円の当期損失)となった。

総合小売業の既設店売上高は計画を1.2%上回り、前年同期比2.8%減まで回復した。商品部門別の前年同期比は衣料5.0%減、住居関連3.0%減、食品2.3%減となった。

同セグメントの営業費用は、ローコスト経営に取り組んだ結果、人件費や水道光熱費などが減少し、3982億500万円(3.9%減)となり、営業利益は前年同期に比べて大幅に改善した。ユニー単体の四半期末店舗数は出店2店舗、閉店5店舗(1店舗は建替のための閉店)により231店舗となった。

香港の子会社が2号店となる「UNY生活創庫LOKFU(楽富)店」(香港)を6月にオープンした。

コンビニエンスストアの売上高は954億9100万円(3.9%減)、営業利益94億5500万円(10.5%増)となった。7~8月の猛暑効果により夏物商品が大幅に伸長したことに加え、主力のファーストフードも回復傾向を示し、既設店売上高(単体)は前年同期比4.3%減と期初の計画を上回った。

同セグメントの営業費用は経費削減による販売費・一般管理費の減少により、860億3600万円
(5.2%減)となった。

専門店の売上高は424億6800万円(8.3%減)、営業利益11億1600万円(前年同期は営業利益4100万円)となった。

通期の業績は、売上高1兆1000億円、営業利益275億円、経常利益244億円、当期利益32億円の見通し。

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