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J.フロントリテイリング/3~8月の売上2.8%減、営業利益9.0%増

2010年10月13日 / 決算

J.フロントリテイリングが10月12日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は4666億1200万円(前年同期比2.8%減)、営業利益73億5600万円(9.0%増)、経常利益82億1700万円(4.5%増)、当期利益36億7100万円(17.2%増)となった。

業務運営では、売場運営を「ショップ運営」と「自主運営」の2つに区分し、それぞれの特性に合ったオペレーションシステムの確立と要員配置、人材育成などに取り組み、生産性の高い店舗運営が可能となった。

全店舗で開催した「春のサンクスフェスティバル」の総額1億円プレゼント大抽選会や、中元ギフト品処分など、話題性の高い販売促進活動を実施した結果、同事業の売上高は、大丸心斎橋店「北館」効果や松坂屋名古屋駅店の閉店セールが寄与したものの、大丸梅田店増床工事に伴う売場縮小の影響などにより、1.6%減の3633億7500万円となった。

営業利益はオペレーションの効率化により販売費・一般管理費の削減が進んだ結果、20.8%増の57億1700万円となった。

既存店における競合激化や店舗閉鎖による影響などから、同事業の売上高は3.5%減の595億7400万円となった。営業利益については、本社・本部部門業務の効率化と店舗オペレーション改革で販売費・一般管理費を圧縮した結果、0.4%増の4億7000万円となった。

通期の業績は、売上高9580億円、営業利益190億円、経常利益194億円、当期利益97億円の見通し。

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