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J.フロントリテイリング/第1四半期の売上高3.3%増、営業利益は7.6%増

2010年06月29日 / 決算

J.フロントリテイリングが6月29日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は2269億5400万円(前期比3.3%減)、営業利益30億7400万円(7.6%増)、経常利益36億3300万円(15.3%増)、当期利益18億7700万円(7.7%増)となった。

セグメント別売上高は百貨店業が1771億3400万円(1.7%減)、スーパーマーケット業300億8600万円(3.2%減)、卸売業121億500万円(23.4%減)、その他事業201億8900万円(12.1%増)となった。

主力の百貨店事業では、課題の新百貨店モデル構築に向け、新しい売場づくりに取組んだ。ことし、4月は京都店でファッションフロアを中心にリニューアルオープンし、昨秋にオープンした大丸心斎橋店の北館における新しい売場づくりを拡大展開した。

松坂屋銀座店では、ファストファッションブランド「フォーエバー21」を導入するなど、地域ごとのマーケットニーズに対応した魅力ある店づくりと顧客層の拡大に各店舗で取組んだ。合わせて、少人数での店舗運営体制の確立など生産性向上に向けた組織・要員構造の改革にも取組んだ。

通期は売上高9590億円(2.4%減)、営業利益190億円(2.2%増)、経常利益188億円(5.8%増)、当期利益92億円(12.6%増)を見込んでいる。

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