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ワタミ/4-9月は売上高5.3%増、当期利益63%減

2010年11月10日 / 決算

ワタミが11月10日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は594億8700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益22億2000万円(7.8%増)、経常利益20億2300万円(4.8%減)、当期利益3億6100万円(63.6%減)となった。
国内外食事業の売上高は393億4500万円、セグメント利益は14億6400万円となった。
既存店売上高は5.7%減で、「チケットバックキャンペーン」などの実施により、6月~8月の客数は前年を上回ったが、客単価が計画に届かず売上高は前年を下回る状況で推移した。
一方で、「わたみん家」を中心に23店舗の新規出店、6店舗の業態転換を実施した。「炭旬」「仰天酒場」といった新業態の出店を行い、今後の社員独立制度利用者の拡大、幅広い顧客ニーズへの対応にむけた取り組みにも着手した。
介護事業の売上高は102億4400万円、セグメント利益は16億3900万円となった。5棟の新規施設開設、1棟を増床し、期末施設数は52施設、定員数3915人だった。新規施設などの入居者獲得は609名と好調であり、既存施設の入居率は9月末現在で94.5%と引き続き順調に推移した。
高齢者向け宅配事業の売上高は67億5900万円、セグメント利益は3億7100万円となった。新規営業拠点を関東16拠点、関西16拠点を開設し、サービスエリアの拡大につとめた。新規エリアでの顧客獲得は好調で、9月末時点の平日調理済弁当の1日あたり配食数は10万食を突破した。
通期は、売上高1300億円(12.6%増)、営業利益77億円(22.4%増)、経常利益75億円(18.1%増)、当期利益32億6000万円(0.0%)の見通し。

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