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コナカ/2010年9月期は店舗統廃合で当期損失

2010年11月12日 / 決算

コナカが11月12日に発表した2010年9月期決算は、売上高683億9400万円(前年同期比2.9%減)、営業損失1億9500万円(前期は4億7400万円の営業損失)、経常損失24億5100万円(54億8000万円の経常損失)、当期損失57億5600万円(76億5300万円の当期損失)となった。
ファッション事業は、「着るだけで美しく見え、動くだけでスポーツになる」をコンセプトに開発した新しい機能性スーツ「X-SUIT」などをラインナップに加え、プロゴルファーの石川遼氏を新メージキャラクターに起用し、就活フェアやX-SUITのプロモーションなどを通じてブランドイメージの訴求と新規顧客の開拓を推し進めた。
来店客数の増加など一部の経営指標の改善も図れたが、消費者の買い控えや低価格志向の高まりは強く、減収となった。
「SUITSELECT」店舗を中心に、首都圏などに4店舗を新規出店。一方、経営効率改善に向けた店舗の統廃合や契約満了などに伴い44店舗を退店し、期末店舗数は384店舗となった。
経営効率の改善をねらった店舗統廃合に係る減損損失20億5000万円を計上することとなり、当期損失となった。
来期は売上高675億6700万円(1.2%減)、営業利益21億1600万円(-)、経常利益35億900万円(-)、当期利益11億8400万円(-)の見通し。

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