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トップカルチャー/2010年10月期は書籍とレンタル好調で増収増益

2010年12月08日 / 決算

トップカルチャーが12月8日に発表した2010年10月期決算によると、売上高は338億7100万円(前年同期比14.6%増)、営業利益9億3900万円(35.6%増)、経常利益9億7600万円(33.3%増)、当期利益4億5500万円(31.1%増)となった。
蔦屋書店部門の売上高は328億4400万円(15.2%増)となった。既存店の売上高は2.7%減となったが、関東地区での店舗数の増加が増収に寄与した。
部門別売上高は、書籍138億8970万円(16.6%増)、レンタル77億7561万円(20.6%増)、販売用CD31億9689万円(2.7%減)、文具31億3101万円(17.5%増)、販売用DVD19億4504万円(5.1%増)、ゲーム13億8094万円(40.4%増)、リサイクル1億9604万円(1.7%減)、その他13億2877万円(13.7%増)だった。
既存店の部門別売上高は、書籍1.9%増、レンタル10.0%減、販売用CD14.9%減、文具12.3%増、販売用DVD13.5%減だった。
移転出店を2店、移転統合による閉店を4店実施した。2009年11月2日付でアンフォルマの全株式を取得し完全子会社化(2010年5月1日付で吸収合併し、消滅)したことにより、東京23区内のTSUTAYA11店舗が当社グループに加わり、期末グループ合計店舗数は75店舗となった。
アンフォルマの完全子会社化に伴う店舗数の増加で増収となり、粗利率の高いレンタル売上が増加し、原価率の改善に取り組んだことが奏功し、増益となった。
来期は売上高350億円(3.3%増)、営業利益10億8000万円(15.0%増)、経常利益11億円(12.6%増)、当期利益4億6000万円(1.0%増)の見通し。

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