流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





CFSコーポレーション/売上高は15.5%の減、当期利益90.1%増

2011年04月05日 / 決算

CFSコーポレーションが4月5日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は1219億7100万円(前年同期比15.5%減)、営業利益22億3800万円(3.3%減)、経常利益22億8200万円(7.3%減)、当期利益12億900万円(90.1%増)の増収増益となった。
ドラッグストア事業では創業以来掲げてきた専門性の高いドラッグストアの創造、「トータルヘルスケアのリーディングカンパニー」の実現を引き続きテーマとして掲げている。都市型、郊外型店舗モデルの確立と店舗モデルに応じた戦略の展開を図るとともに、季節商品の販売を含め店舗営業力の強化と収益基盤の確立に向けた諸施策の徹底を引き続き図った。
ドラッグストア事業の売上高は前連結会計年度と比べ0.5%減の1001億3000万円となった。 
スーパーマーケット事業(スーパーマーケット及びコンボ)は2010年8月21日をもってイオンに事業承継したが、事業承継に至るまでの間、地域密着型スーパーマーケットとして、顧客に支持してもらえる店舗作りに注力。また、新店の「キミサワグラッテ香貫店」(静岡県沼津市)のオープンへ向けて取り組むとともに、収益基盤の強化を図るため8月20日をもって「キミサワ静岡豊田店」(静岡市駿河区)、「キミサワ自由が丘奥沢店」(東京都目黒区)を閉店した。
この結果、分社により承継された店舗は建替えのため一時閉店した「キミサワ沼津香貫店」を含め24店舗となった。
スーパーマーケット事業の売上高は、8月21日以降の売上がなくなったことから、前連結会計年度と比べ54.2%減の188億6700万円となった。 
ドーナツ製造販売(ミスタードーナツ加盟店)の売上高は、消費低迷が続くなか販促政策が一定の効果をあげたものの猛暑の影響等により前連結会計年度に比べ5.6%減の10億7900万円となった。また商品供給他の売上高は、9億9300万円(同24.1%増)、その他事業の売上高は9億円(同81.6%増)となった。 
次期の業績は、売上高1075億円、営業利益24億円、経常利益25億円を、当期利益は資産除去債務の計上等を織り込み4億円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧