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ケーヨー/2月期は開発商品好調で増収増益

2011年04月06日 / 決算

ケーヨーが4月5日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は1821億9400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益36億円(1.5%増)、経常利益43億2400万円(3.8%増)、当期利益12億1300万円(36.8%減)となった。
部門別売上高は、DIY用品495億900万円(2.3%増)、家庭用品930億7800万円(6.1%増)、レジャー用品395億8400万円(4.4%増)だった。
DIY用品は、エコ意識の高まりに対応した品揃えを行った結果、窓周りの省エネ商品等が好調に推移した。家庭用品は、チラシや店内販促を強化した結果、開発商品・話題の商品の販売が大きく伸びた。レジャー用品は、夏の猛暑の影響もあり好調。室内トレーニング器具もチラシ販促の強化で好調だった。
開発商品・季節商品を中心とした一品目大量陳列による訴求や、DVDを活用した店内販促を強化したほか、開発商品の発売10周年を記念した割引セールを行い、買上個数の増加と荒利益率の改善を図った。
医薬品の取扱い店舗数は、40店舗を追加し、累計で101店舗となり、販売力を強化した。政府の経済政策の影響で、液晶テレビやその関連商品、省エネ家電等の販売が大きく伸びた。
3月に芦屋店(兵庫県芦屋市)、潮見店(千葉県木更津市)、4月に友部店(茨城県笠間市)、9月に船橋坪井店(千葉県船橋市)、12月に大垣赤坂店(岐阜県大垣市)の5店を出店したほか、2店の全面改装を実施した。一方、8月に2店、9月に1店、2月に1店の4店を閉店した。
来期は売上高1850億円(1.5%増)、営業利益36億5000万円(1.4%増)、経常利益43億5000万円(0.6%増)、当期利益12億5000万円(3.0%増)の見通し。

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