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ケーヨー/3月~5月の売上高6.6%増、当期利益34.0%増

2011年07月05日 / 決算

ケーヨーが7月5日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高は497億8700万円(前年同期比6.6%減)、営業利益18億2600万円(114.4%増)、経常利益20億7800万円(92.2%増)、当期利益9億400万円(34.0%増)の増収増益となった。
東日本大震災では、東北地区や関東の店舗に被害を受けたが、被災店舗では被災された人々にいち早く商品を提供する社会的役割を果たすため営業を早期に再開。
「ふだんの暮らし総合店」として、ふだんの暮らし、生活に必要な商品を中心に便利な買物と安さの提供、商品開発への積極的な取り組み、品揃え枠の拡大を進めてきた。
販売面では、震災の影響により、水・食料品・マスク・ガソリン携行缶・ブルーシート・暖房用品等の必需品、電池・懐中電灯・ソーラー電灯・カセットコンロ・ボンベ等の停電対応用品の販売が大きく伸びた他、4月以降はセメント・木材等DIY用品、家具転倒防止具等防災用品が、加えて5月以降は扇風機・すだれ・みどりのカーテン・冷感寝具等節電用品が好調に推移している。
また、4月より認知度向上を目的にテレビCMをスタートし、チラシや売場と連動させることで相乗効果を図っている。販売拠点の強化については、4月に長野松岡店(長野県長野市)と、松本元町店(長野県松本市)の2店舗を出店した。  
通期の予想は、売上高1850億円(1.5%増)、営業利益36億5000万円(1.4%増)、経常利益43億5000万円(0.6%増)、当期利益12億5000万円(3.0%増)の見通し。

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