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イズミヤ/2月期は既存店改装推進で減収増益

2011年04月06日 / 決算

イズミヤが4月5日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は3572億7400万円(前年同比3.1%減)、営業利益37億9400万円(74.9%増)、経常利益25億6500万円(174.7%増)、当期利益7億5300万円(前期は70億500万円の当期損失)となった。
物販子会社を含む総合小売業の売上高は3454億1900万円 (3.3%減)、営業利益は26億6500万円 (33.1%増)となった。既存店客数は1.9%減、客単価は0.5%減。
部門別売上高は衣料品442億7900万円(6.6%減)、食料品1769億1500万円(1.7%減)、住関連品591億6400万円(3.1%減)だった。既存のプライベートブランド「good-i」も含めた開発商品の売上高は304億円(2.7%減)となり、売上高構成比は前年並みの10.9%となった。
売上高の約7割を占めるGMSは、個店毎に位置付けを明確にし活性化・効率化・スクラップ&ビルドの3つのパターンに分類して構造改革を進めた。
2010年3月に効率化パターンのモデル店として今福店(大阪府)、6月に活性化パターンのモデル店舗として和泉中央店(大阪府)を改装した。モデル店舗の検証を終え、西神戸店(兵庫県)、千里丘店(大阪府)、和歌山店(和歌山県)など第3四半期以降はGMSで合計6店を改装した。
衣料品の新業態としてファッショナブルな日常普段着を、他社に負けない圧倒的な低価格でお客様に提供する店をコンセプトに「バラエティファッションストア fratto(フラット)」を茨木店(大阪府)で展開した。
スーパーマーケットは更なる顧客利便性の向上を目指し、3月に天下茶屋店(大阪府)、9月に御影店(兵庫県)、11月に我孫子店(大阪府)の計3店を改装した。戦略業態であるスーパーセンター広陵店(奈良県)を4月に開店した。
来期は売上高3590億円(0.5%増)、営業利益45億円(18.6%増)、経常利益34億円(32.5%増)、当期利益8億円(6.1%増)の見通し。

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