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イズミヤ/3月~5月は営業利益2.6倍も当期損失8億円

2011年07月05日 / 決算

イズミヤが7月5日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高865億7300万円(前年同期比0.2%減)、営業利益4億5200万円(160.8%増)、経常利益2億3300万円(前期は1億1700万円の経常損失)、当期損失8億6700万円(1億1700万円の当期損失)となった。
地域密着政策を基本とした既存店の活性化をすすめ、顧客満足の向上と競合店の出店等による商圏の縮小に対応し「売上高100・客数100」をスローガンに取り組んだ。
既存店活性化取組として、3月に淡路店(大阪府)と京都アバンティ店(京都府)、4月に長岡店(京都府)を改装した。4店で売場のクリーンアップや一部手直しを実施した。
住居関連品では、新規取組として直営のドラッグストアを導入した。衣料品では団塊世代向けの品揃えを強化するとともに、カテゴリー別の売場面積の見直しを行った。
グループ会社のイズミヤカードが発行するプリペイド式電子マネー「miyoca」を新たに導入し、利便性の向上と決済手段の拡充を図った。
商品原価の引下げと低価格販売を実現する為にイズミヤ、ユニー、フジと3社で共同開発したPB「STYLEONE」の売上高が65%増となった。
資産除去債務に関する会計基準の適用や東日本大震災関連などの特別損失を計上した。
通期は売上高3590億円(0.5%増)、営業利益45億円(18.6%増)、経常利益34億円(32.5%増)、当期利益8億円(6.1%増)の見通し。

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