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イズミ/2月期の売上高5023億円、営業利益217億円

2011年04月08日 / 決算

イズミが4月8日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は5023億7900万円(前年同期比2.1%増)、営業利益217億8300万円(6.7%増)、経常利益209億4900万円(6.2%増)、当期利益99億4100万円(13.6%増)となった。
既存店売上高は0.1%増、客数は1.5%減、客単価は1.2%増、1品単価0.3%減、買上点数1.5%増。
衣料品の売上高は861億4900万円(4.8%減)。年度前半は売場面積と在庫水準の適正化に注力しており、販売面では低調に推移した。年度後半からは、売場の魅力を高める取組みに重点を移し、高付加価値商品の拡充と同時に低価格で高回転の商品群の投入に注力したところ、天候にも恵まれ販売動向は徐々に復調に向かった。
住居関連品の売上高は436億8000万円(4.0%増)。従来の品揃えを新たな切り口で刷新することで鮮度感ある売場に作り替えていく取組みを重ね、各店舗毎に最適な売場効率となる展開を模索した。 食料品の売上高は1651億2500万円(4.3%増)。仕入先との共同開発品や地域特産品など価格競争力と販売ロットの両面を期待できる商品群を投入するとともに、これを週次で入れ替えていくことで売場の鮮度感を高めた。
店舗オペレーションの見直しによる生産性の改善や、仕入ルートの見直し等による原価低減を追求することで、ローコスト化の一段の進展を図り、競争力の向上に努めた。
付加価値の高い商品を地域一番の安さでご提供する新しいタイプのディスカウント業態として、2010年9月に「DSイズミうきは店」(福岡県うきは市、店舗面積約7300㎡)、11月に「DSイズミ津山店」(岡山県津山市、店舗面積約2500㎡)を新設した。
来期は、売上高5100億円(1.5%増)、営業利益224億円(2.8%増)、経常利益215億円(2.6%増)、当期利益98億円(1.4%減)の見通し。 

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