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ユニー/2月期は販管費削減で営業利益66%増の351億円

2011年04月08日 / 決算

ユニーが4月8日に発表した2011年2月期決算によると、売上高1兆1127億8100万円(前年同期比1.9%減)、営業利益351億100万円(66.4%増)、経常利益322億8200万円(69.7%増)、当期利益60億4600万円(前期は49億9500万円の損失)となった。
総合小売業の売上高は8244億5300万円(1.3%減)、営業利益130億7900万円(179.8%増)だった。既存店の買上客数は0.8%減、客単価は0.1%減。
商品部門別売上高は、衣料品1195億8100万円(2.5%減)、住関品1292億2800万円(1.7%減)、食料品5136億3400万円(1.3%減)、その他122億2600万円(0.8%増)。ストアブランド・プライベートブランド・オリジナル商品の売上高は、衣料品698億円、住関品134億円、食品566億円、合計1397億円(2.0%増)だった。
気温の低下による冬物衣料の好調や中日ドラゴンズのセ・リーグ優勝セールなどもあり、下期の既設店売上高は0.9%増(衣料1.9%増、住居関連0.5%増、食品0.7%増)と回復し、年間の既設店売上高は0.9%減(衣料1.6%減、住居関連1.2%減、食品0.8%減)となった。 
営業費用は、経費削減を徹底した結果、人件費や広告費、賃借料などが減少し、8113億7300万円(2.3%減)となり、営業利益が大幅に改善した。
ユニーの当期末店舗数は、出店3店(モール型店舗2店、SM1店)、閉店8店(うち、建替2店、業態変更1店)により229店となった。ユニー香港は出店1店を出店し、2店舗となった。
コンビニエンスストアの売上高は1867億6200万円(1.1%減)、営業利益163億4300万円(23.7%増)。専門店の売上高は813億7800万円(8.5%減)、営業利益15億4800万円(前期は2億6100万円の営業損失)。金融の売上高は230億8300万円(3.6%減)、営業利益35億3100万円(21.6%増)だった。
来期は、売上高1兆850億円(2.5%減)、営業利益352億円(0.3%増)、経常利益324億円(0.4%増)、当期利益24億円(60.3%減)の見通し。

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