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ユニー/3-11月の経常利益2倍の225億円、本部コストを徹底的に削減

2010年12月30日 / 決算

ユニーが12月29日に発表した2011年2月期の第3四半期決算によると、売上高8224億9100万円(前年同期比2.3%減)、営業利益247億4600万円(85.6%増)経常利益225億3900万円(96.1%増)、当期利益49億800万円(28億6100万円の損失)と、大幅な増益となった。
セグメント別では、総合小売業は売上高6031億4400万円(1.8%減)、営業利益55億7100万円(前年同期は4億6900万円の損失)となった。
ローコスト経営策として、業務の集中による店舗省力化と本部作業改善による本部省力化を目標とし、精肉の集中加工や店舗の後方業務の集中などを進め、営業費用は、人件費や広告費などが減少し、5975億7300万円(2.7%減)となり、営業利益が大幅に改善した。
ユニーの期末店舗数は出店3店舗、閉店5店舗(1店舗は建替のための閉店)により232店舗となり、ユニー香港は出店1店舗により2店舗。
コンビニエンスストアの営業費用は、本部コストなどの徹底的な節減による販売費と一般管理費の大幅な削減で1280億200万円(4.3%減)となった。
専門店の売上高は604億6000万円(8.1%減)、営業利益6億9300万円(11億300万円の損失)となった。
なお、金融の営業収益は175億5800万円(3.1%減)、営業利益29億6700万円(20.3%増)だった。
通期は、売上高1兆1115億円(2.0%減)、営業利益303億円(43.6%増)、経常利益272億円(43.0%増)、当期利益44億円を見込んでいる。

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