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フジ/2月期は既存店改装効果で増収増益

2011年04月11日 / 決算

フジが4月11日に発表した2011年2月期決算(連結)によると、売上高は3038億6200万円(前期比0.3%増)、営業利益32億6900万円(30.7%増)、経常利益32億4700万円(25.9%増)、当期利益7億4900万円(18.3%減)となった。
小売事業部門の売上高は3040億3000万円(0.4%増)。商品部門別売上高(単体)は、食料品1204億5400万円(2.7%増)、衣料品330億6000万円(4.9%減)、住居関連品211億1300万円(14.7%減)、その他78億7600万円(0.5%減)。テナント1049億5100万円(3.6%増)。
既存店客数は1.1%増、客単価は1897円(0.9%減)。商品粗利利率は24.8%(0.8ポイント減)。
3月にSM(スーパーマーケット)「ヴェスタ白島店」(広島市中区)を新設、「ヴェスタ新南陽店」(山口県周南市)を新設(建替え)した。既存店は、「フジグラン松山」(愛媛県松山市)に3月にスポーツクラブ「フィッタ松山」を隣接地へ新築移転した。「フジグラン広島」(広島市中区)は、2011年秋のリニューアルオープンにむけて5月から仮店舗営業に移行した。
ディスカウント業態では、6月に中国地区1号店として「ヴェスタ東雲店」(広島市南区)を「ZY東雲店」へ、10月に「パルティ・フジ三入」(広島市安佐北区)内の「ヴェスタ三入店」を「ZY三入店」へそれぞれ業態転換した。
一方で、5月にカジュアルファッションストアの「ピーエフ観音寺店」(香川県観音寺市)を閉店した。新規事業として、エディオンWEST(現・エディオン)とFC契約を締結し、既存SC内に第1号店「デオデオフジグラン三原店」(広島県三原市)を6月に開店した。
運営委託業者からの個人情報の流出があり、一時休止していたネットスーパー「おまかせくん」については、セキュリティ対策を万全にしたシステムと運営体制で、2月から再開した。
来期は売上高3103億円(2.1%増)、営業利益34億円(3.9%増)、経常利益34億円(4.6%増)、当期利益6億5000万円(13.2%減)の見通し。

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