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京王電鉄/3月期の流通業は3.6%減の1663億円

2011年04月28日 / 決算

京王電鉄が4月28日に発表した2011年3月期決算によると、流通業の売上高は1663億1600万円(前期比3.6%減)、営業利益は46億2900万円(2.3%減)となった。
京王百貨店の売上高は935億4500万円(4.4%減)、うち新宿店は827億3300円(4.0%減)、聖蹟桜ヶ丘店は108億1100万円(7.6%減)。新宿店で、開店50周年となる2014年度に向け、「新・日常生活へ」をテーマとする全館改装に着手し、トラベルバッグ・旅行用品の品揃えの強化やスポーツ用品売場の拡大などを実施した。
百貨店業では、長引く個人消費の低迷や震災発生後に実施された計画停電にともなう店舗営業時間の短縮などにより減収となった。
京王ストアの売上高は377億9500万円(1.6%減)。上質な食材を豊富に取りそろえた「キッチンコート」久我山店を開店し、「京王ストア」永福町店を、商業施設「京王リトナード永福町」内に「キッチンコート」としてリニューアルオープンした。
書籍販売業の売上高は108億6900万円(7.5%減)。「啓文堂書店」荻窪店、永福町店および武蔵野台店をオープンし、店舗網の拡大を図った。一方で、主力店の吉祥寺店の移転縮小の影響などえ減収となった。
駅売店業の売上高は88億500万円(7.0%減)、その他145億2700万円(0.3%増)だった。コンビニエンスストア「K-SHOP」武蔵野台店、「ベーカリー&カフェルパ」永福町店および「フラワーショップ京王」永福町店を開店した。駅売業は、タバコの販売などが減少し減収となった。
来期の流通業は売上高1631億円(1.9%減)、営業利益41億円(11.4%減)の見通し。

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