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相鉄HD/3月期の流通業は相鉄ローゼン改善で営業損失縮小

2011年04月28日 / 決算

相鉄ホールディングスが4月28日に発表した2011年3月期決算によると、流通業の売上高は1200億6600万円(前年同期比0.4%減)、営業損失400万円(前期は1億2200万円の営業損失)となった。
相鉄ローゼンでは、経営改善に向けた各種施策を推進し、「港南台店」(横浜市港南区)など合計18店で改装を実施、「かしわ台店」(神奈川県海老名市)をはじめ合計17店で営業時間を延長した。
毎月1日に開催している「ローゼン市」を6月からは第3水曜日にも開催するなど営業力の強化を図った。不採算店舗を2店舗閉鎖するなど経営の一層の効率化を進めたほか、すべての経費を対象にコスト削減活動に取り組んだ。
相鉄流通サービスとイストでは、川崎駅前に展開しているCD・DVD等レンタルショップを近隣の商業施設「川崎DICE(ダイス)」へ移転し店舗運営の効率化及び利便性の向上を図ったほか、相鉄線三ツ境駅改札内にコンビニエンスストア「ファミリーマート相鉄三ツ境駅店」を開業した。
相鉄流通サービスとムーンは、「カラオケムーン京王八王子店」(東京都八王子市)、「カラオケムーン中山店」(横浜市緑区)を新規開業するなど事業基盤の拡充と収益力の向上に努めた。
来期の流通業は、売上高1122億7000万円(6.5%減)、営業利益2億8000万円(-)の見通し。

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