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原信ナルスHD/3月期は販管費減少で営業利益16%増

2011年05月06日 / 決算

原信ナルスホールディングスが5月6日に発表した2011年3月期決算によると、売上高1233億6000万円(前年同期比4.5%増)、営業利益38億2400万円(16.0%増)、経常利益38億700万円(20.2%増)、当期利益13億4700万円(5.5%減)となった。
前連結会計年度から強化した週間単位での販売管理の取り組みや、「ニューコンセプト・パート2」に基づく商品政策の深耕と店舗改装を含めた既存フォーマットへの展開が、着実に成果を上げた。売上高や売上総利益は目標を確保した。
グループの食品製造加工機能や出店地域での圧倒的な販売力を活かして、おいしく、しかも、毎日低価格で販売できる商品を開発し、他社との差別化を図った。
チラシ広告の実施方針見直し、消耗品や什器関連に関する調達価格見直しと管理の徹底、作業割当の精度向上による人件費の適正化、ISO14001環境マネジメントと連動した省エネルギー対策等に一層の取り組みを行い、コスト・コントロールに務めた。
この結果、販売費・一般管理費比率は、前年同期に比べ0.2ポイント減少し23.8%となった。2店を出店し、1店を閉店、1店を改装した。
来期は、売上高1245億円(0.9%増)、営業利益39億円(2.0%増)、経常利益39億円(2.4%増)、当期利益18億円(33.6%増)の見通し。

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