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クレディセゾン/3月期はキャッシング減少で減収減益

2011年05月17日 / 決算

クレディセゾンが5月13日に発表した2011年3月期決算は、売上高2857億1200万円(前年同期比6.9%減)、営業利益273億7700万円(24.3%増)、経常利益337億6200万円(13.7%減)、当期利益128億2900万円(31.3%増)となった。
売上高は、主力の「クレジットサービス事業」において、高稼動、高単価の見込まれるプレミアムカードの拡充や、ウォルマートグループとの新提携カード発行など提携戦略の強化によりショッピング取扱高の拡大を図った。
有効期限のないポイントプログラム「永久不滅ポイント」が貯まるポイントサイト「永久不滅.com」を16歳以上のすべての人に開放し、ネット有力企業との相互送客によりネット会員を増強し成果報酬の拡大に取り組むなど、収益基盤の拡充に注力した。
しかし、総量規制の影響等によってカードキャッシング収益が減少し、同事業全体では減収となった。
新規カード会員数は212万人、期末のカード会員数は2833万人(0.2%増)となった。
来期は売上高2610億円(8.6%減)、営業利益245億円(10.5%減)、経常利益300億円(11.1%減)、当期利益170億円(32.5%増)の見通し。

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