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セリア/3月期はPOSデータ活用で増収増益

2011年05月17日 / 決算

セリアが5月13日に発表した2011年3月期決算は、売上高833億8900万円(前年同期比9.4%増)、営業利益50億8100万円(53.3%増)、経常利益50億7500万円(53.4%増)、当期利益23億1800万円(55.1%増)となった。
店舗ごとの最適品揃え、最適在庫数を追求するオペレーションの構築に注力するとともに、POSデータ分析による確実性の高い新商品の導入、欠品対策、持続的な成長の背骨となるブランディングを着実に進めた。
出店が直営店81店、FC店1店、退店が直営店22店、FC店7店と順調に進捗した。期末店舗数は、直営店939店、FC店113店の合計1052店舗となった。
仕入原価は、国際商品市況が緩やかな上昇傾向にあるなか、比較的採算の良い雑貨の販売が順調であるため改善傾向が続き、売上原価率は59.0%と前期比1.2ポイント低下した。
直営既存店売上高は、前年の新型インフルエンザによる衛生商品等の特需の反動、猛暑の影響と見られる菓子販売の落ち込みがあったが、バレンタイン関連商品が好調に推移するなど後半盛り返し、0.3%増となった。
販売費・一般管理費も抑制が図れた結果、売上高営業利益率は当事業年度6.1%(前事業年度4.3%)となった。
来期は、売上高910億円(9.1%増)、営業利益54億円(6.3%増)、経常利益54億円(6.4%増)、当期利益26億円(12.1%増)の見通し。

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