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ミニストップ/3月~5月は商品強化で営業利益2.1倍

2011年07月06日 / 決算

ミニストップが7月6日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高283億7200万円(5.0%増)、営業利益14億1600万円(114.2%増)、経常利益17億100万円(73.1%増)、当期利益5100万円(84.5%減)となった。
2013年度までにお客さま評価NO.1を獲得するというビジョンを掲げ、「コーヒー、スイーツ、おにぎりといえばミニストップ」を実現するための取り組みを進めた。
コーヒーは、携帯電話向けのモバイルサイト「ミニストップお得なケータイサイト」の会員へ「M’SSTYLECOFFEE」の割引クーポンを配信する等の販促による販売強化に取り組み、販売金額は前年を上回って推移した。
スイーツは、4月にソフトクリームのバニラを北海道産の生乳と純生クリームを贅沢に使用したなめらかな食感が際立つ商品に一新した。
おにぎりは、店内で加工した「手づくりおにぎり」と「惣菜」を取り扱う店舗を5月末時点で327店まで拡大した。
震災の影響で商品供給が一時的に不安定な状態となったたばこは、一部商品の生産中止等があったが、前年10月の増税に伴う値上げにより販売金額は前年を上回って推移した。
その他の商品は、内食需要の高まりに対応するため、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」を中心としたデイリー商品や冷凍食品の品揃えの充実と農産商品の取り扱い拡大に取り組んた。
店舗開発は、継続して出店審査の強化による採算性を重視した新規出店を進め、加盟店オーナーが3店以上を経営する「多店舗化」を推進した。
通期は売上高1220億円(7.1%増)、営業利益78億円(2.0%増)、経常利益86億円(0.3%増)、当期利益25億円(26.8%減)の見通し。

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