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イオン/従業員持株ESOP信託を導入

2013年02月08日 / 経営

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イオンは2月8日、グループ従業員に対する中長期的な企業価値向上へのインセンティブの付与を目的として、「従業員持株ESOP信託」を導入すると発表した。

<従業員持株ESOP信託の仕組み>

イオン社員持株会に加入する全ての従業員を対象とするインセンティブ・プラン。

イオンが信託銀行に持株会に加入する従業員のうち一定の要件を充足する者を受益者とする信託(ESOP信託)を設定し、ESOP信託はその設定後一定期間にわたり持株会が取得すると見込まれるイオン株式を予め取得する。

その後は、ESOP信託から持株会に対して毎月一定日に継続的にイオン株式の時価売却が行われるとともに、信託終了時点でESOP信託内にイオン株価の上昇による信託収益がある場合は、受益者たる従業員に対しその拠出割合に応じて金銭が分配される。

なお、信託終了時点でESOP信託内にイオン株価の下落による債務が残る場合には、ESOP信託の株式取得にかかる借入に対する保証契約に基づいて、イオンが当該残債を弁済するため、従業員の追加負担はない。

グループ従業員に対する福利厚生制度をより充実させるとともに、中長期的な企業価値向上を図るという。

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