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PLANT/10月~6月は原発事故損失計上で当期損失3億円

2011年07月20日 / 決算

PLANTが7月20日に発表した2011年9月期第3四半期決算によると、売上高614億5500万円(前年同期0.1%減)、営業利益22億9500万円(51.6%増)、経常利益22億4500万円(57.6%増)、当期損失3億2600万円(前期は7億7100万円の当期利益)となった。
震災と原発事故により、「PLANT-5大玉店」(福島県安達郡大玉村)と「PLANT-4大熊店」(福島県双葉郡大熊町)が被害を受けた。
福島第一原発の事故により警戒区域に立地している「PLANT-4大熊店」は、地震の影響による商品や店舗設備等への重要な被害は発生していないが、避難指示解除の時期や営業再開の目処が未だたっていない。
大熊店の営業休止により売上減少を余儀なくされたが、他の店舗では、30周年記念セールが好調であったため、売上高は堅調に推移した。
利益では、従来から取り組んだ「在庫管理」「値入向上とロスの削減」の効果により、利益率の改善が図られた。
人時生産性を意識した人事管理が定着したことで作業効率の向上が実現し、営業利益、経常利益とも増益となった。
震災による特別損失として、原発事故損失18億1000万円、震災損失1800万円を計上した結果、当期損失となった。
通期は売上高820億円(1.8%減)、営業利益26億円(23.2%増)、経常利益25億円(24.8%増)、当期損失2億円(-)の見通し。

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