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PLANT/10~3月は在庫管理システム稼動で営業利益49.8%増

2011年04月28日 / 決算

PLANTが4月28日発表した2011年9月期第2四半期決算によると、売上高は409億7800万円(前年同期比0.5%増)、営業利益14億7600万円(49.8%増)、経常利益14億4700万円(56.4%増)、当期損失7億1600万円(前期は5億3300万円の当期利益)となった。
12月から、創立30周年に伴う記念セールを全店で実施した。東北地方太平洋沖地震及び福島第一原発事故により、「PLANT-5大玉店」(福島県安達郡大玉村)と「PLANT-4大熊店」(福島県双葉郡大熊町)が被害を受けた。
「PLANT-5大玉店」は、地震による店舗施設への影響はさほど無かったものの、一部商品の毀損があった。同店は翌日には店舗外で、14日からは店舗内での営業を再開した。
福島第一原発の事故により避難指示を受けている地域(4月22日から警戒区域に変更)に出店している「PLANT-4大熊店」は、地震の影響による商品や店舗設備等への重要な被害は発生していないが、避難指示解除の時期と営業再開の目処がたっていない。
利益では、従来から取り組んでいる「在庫管理」「値入向上とロスの削減」「生鮮管理システム」の稼動により、利益率の改善が図れた。人時生産性を意識した人事管理が定着し、作業効率の向上が実現したため、増益となった。
通期は、売上高は820億円(1.8%減)、営業利益26億円(23.2%増)、経常利益25億円(24.8%増)、当期損失2億円(-)の見通し。

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