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ニッセンHD/1~6月は売上高46.2%増、営業損失16億7600万円

2013年07月26日 / 決算

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ニッセンホールディングスが7月26日に発表した2013年12月期第2四半期決算は、売上高1025億4600万円(前年同期比46.2%増)、営業損失16億7600万円(前期は8億7900万円の営業利益)、経常損失12億3000万円(13億4500万円の経常利益)、当期損失11億6900万円(11億3900万円の当期利益)となった。

主力事業であるコマース事業では、ニッセンにおいて、2013年の重点課題であるQSC(Quality商品品質、Serviceサービス品質、Clearness分かりやすさ)向上を継続した。

しかし、受注取消や廃番、返品等の減少に伴い受注比売上率は改善傾向にあるものの、販促効率の改善に向け新規顧客獲得を中心にプロモーションコストを抑制したことで稼働客数が減少した。

気候の変化に合わせて必要な時に必要なものを購入する実需指向が進んだマーケット環境の中、カタログ発行時の季節感のズレも加わり、既存顧客からの受注も伸びず減収となった。

シャディ関連連結3社(シャディと同社100%子会社エニシル、スリーハート・コーポレーション)の売上を連結したことにより、コマース事業全体としては、増収となった。

利益面では、ニッセンにおいて減収による利益の減少に加え、円安による関税などの輸入関連コストや仕入コストの増加による原価率の悪化が利益を押し下げる要因となり営業損失となった。

シャディ関連連結3社も、基幹システム入替によるトラブルの影響が、販売ピーク時のお歳暮商戦時に発生したことや今年1月~3月の売上回復不足により粗利益が減少したことで営業損失となり、営業損益は前年同期の実績を下回った。

通期は、売上高2003億円、営業損失28億円、経常損失26億円、当期損失27億円の見通し。

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