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ゼビオ/4月~6月は広告宣伝費見直しで営業利益25%増

2011年07月29日 / 決算

ゼビオが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高454億8100万円(前年同期比4.0%増)、営業利益48億5600万円(25.1%増)、経常利益49億5400万円(17.9%増)、当期利益28億3700万円(125.3%増)となった。
商品面では、被災地を中心に、非常時に役立つアウトドア用品や生活必需品としてのトレーニングウェア、シューズの品揃えを強化した。
首都圏や関西圏では、省電力対策のクールビズ対応商品の展開を拡大し、大きく販売を伸ばした。例年にない早い梅雨明けに対応して盛夏商品を早期投入し、気温変動に合わせた商品展開を実践し、売上の増加に寄与した。
マーチャンダイジングの精度向上により、適時適価での販売、在庫の適正化を図った。クールビズ対応商品として高機能素材「ドライプラス」を使用したポロシャツなど、高利益率のプライベートブランド商品の販売が好調に推移した結果、売上総利益率を大幅に向上させるとともに、広告宣伝費を中心に販売管理費をコントロールし、着実に収益体質の強化を進めた。
西日本方面を中心として積極的な出店を継続し、スーパースポーツゼビオを3店、ゴルフパートナー5店を出店。一方でヴィクトリアゴルフ3店(ゼビオ運営2店、ヴィクトリア運営1店)、ネクスト1店、ゴルフパートナー1店を閉店した。
フェスティバルゴルフは2店を1店に売場面積を拡張する形で移転統合した。期末店舗数はゼビオで147店となり、ヴィクトリアの57店、ゴルフパートナー直営店101店、フェスティバルゴルフ4店を含めグループの総店舗数は309店となった。
通期は、売上高1752億2600万円(3.0%増)、営業利益131億700万円(8.4%増)、経常利益132億6900万円(3.7%増)、当期利益73億5500万円(59.3%増)となった。

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