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ローソン/3~8月は売上高8.5%増、営業利益8.0%増

2011年10月13日 / 決算

ローソンが10月13日に発表した2012年2月期第2四半期決算は、売上高2400億2000万円(前年同期比8.5%増)、営業利益325億6900万円(8.0%増)、経常利益326億100万円(9.8%増)、当期利益89億6000万円(27.1%減)となった。
商品では、良質の原材料を用い、お客のニーズに応えられるメニューを開発した。主力の米飯カテゴリーでは、これまであまりコンビニエンスストアを利用されなかった女性のお客の嗜好を取り入れ、味・食感に加えて、彩りにもこだわったチルドタイプの新しい弁当、「ろーそん亭」を発売した。
デザートカテゴリーでは、オリジナルデザートブランド「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」を中心に、メディアなどと連動したマーケティングの効果もあり、引き続き好調に推移した。
生鮮食品や日配食品を導入・強化した生鮮強化型ローソン(ハイブリッド)を展開し、主婦層やシニア層のお客の客層拡大を図る戦略も引き続き推進した。
8月31日現在、生鮮強化型ローソンは3086店となった。ローソンが出資・設立した「ローソンファーム」で生産した野菜をこれらの店舗に納入している。
サービスでは、2010年3月から参画した共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」の会員数が、他の参画企業会員も合わせて8月31日現在で3486万人(有効会員ベース)に達した。
会員数の拡大とともに、Ponta会員に魅力的なポイント付与の施策を行った。店舗運営では、基幹ITシステム「PRiSM(プリズム)」の活用により、顧客起点の品揃え発注の考え方に基づいた店舗指導を行うとともに、会員カードデータを活用し、地域のお客のニーズに合った売場づくりを実施した。
出店については、グループ独自の出店基準を厳守し、収益性を重視した店舗開発に努めた。
通期は、売上高4730億円(7.2%増)、営業利益615億円(10.7%増)、経常利益604億円(10.6%増)、当期利益235億円(7.4%減)の見通し。

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