流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ローソン/3月~5月は特別損失141億円で当期損失19億円

2011年07月05日 / 決算

ローソンが7月5日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高1120億2000万円(5.1%増)、営業利益128億7400万円(14.9%増)、経常利益128億5100万円(16.9%増)、当期損失19億8300万円となった。
商品では、良質の原材料を開発し、お客のニーズに応えるメニューを考案した。価格と比較して付加価値の高い「驚き」のある商品を提供し、女性やシニアへの客層拡大を目指す戦略を引き続き推進した。
サービスでは、2010年3月から参画した共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」の会員数が、他の参画企業会員も合わせて5月31日現在で3200万人に達した。
店舗運営では、基幹ITシステム「PRiSM(プリズム)」を活用し、お客起点の品揃え発注の考え方に基づいた店舗指導を行い、会員カードデータを活用し、地域のニーズに合った品揃えに基づく売場づくりを実施した。
しかし、資産除去債務に関する会計基準の適用による82億9200万円、東日本大震災による被災した店舗の支援に関する損失と被災による店舗閉鎖に関する除却損失28億4100万円などで特別損失を141億円を計上し、当期損失が19億円となった。
通期は売上高4610億円(4.5%増)、営業利益575億円(3.5%増)、経常利益554億円(1.5%増)、当期利益198億円(22.0%減)となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧