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ベスト電器/3月~8月の売上高10.1%減、営業利益28.1%増

2011年10月13日 / 決算

ベスト電器が10月13日に発表した2012年2月期第2四半期決算によると、売上高は1502億3000万円(前年同期比10.1%減)、営業利益39億5200万円(28.1%増)、経常利益38億8800万円(38.3%増)、当期利益22億8900万円となった。
業界同様に大物白物家電の落ち込みはあったが、アナログ停波直前の駆け込み需要により薄型テレビ、ブルーレイレコーダーを中心にAV商品が大幅伸長した。
さらに新中期経営計画の事業戦略の一つである新スタイル店舗「B・B」を岡山本店ほか、計15店舗展開したことにより、直営店の売上高は2010年1月に策定した事業再構築計画により前連結会計年度末までに48店舗を閉鎖した影響で前年同期は下回ったものの、計画に対しては110%と大きく上回ることができた。  また、同社が提案するエコライフの新しいかたち、「ベスト青 空プロジェクト事業(ソララベスト)」では、異業種との提携や協業をより強化するため、ソララベストパートナーとして、約350社と新規アライアンス契約を締結し、これからの環境ビジネス活動の基盤づくりを行っている。
ビックカメラとの業務・資本提携においては、シナジー効果を最大限活用した共同開発商品も累計で314品目になり、販売を強化したことで粗利益高の向上に大きく貢献た。
通期予想は、売上高2740億円(19.6%減)、営業利益43億円(37.3%減)、経常利益34億円(41.9%減)、当期利益24億円(126.9%増)を見込んでいる。

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