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ヤマザワ/4~9月は売上高11.1%増、営業利益90.3%増

2011年10月28日 / 決算

ヤマザワが10月28日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高501億8000万円(前年同期比11.1%増)、営業利益21億300万円(90.3%増)、経常利益21億1500万円(88.9%増)、当期利益12億1400万円(323.7%増)となった。
今年は創業50周年のため、「ありがとうの50年」と題し各種企画を実施した。設備投資では、既存店の活性化といたしまして平成23年5月に白山店(山形県山形市)の改装を実施した。
生鮮売場を中心に買いやすい売場への変更と、併設しておりましたドラッグ売場を拡大し利便性の向上と品揃えの充実を図った。
販売面では、お客の低価格への要望が続く中、スーパーマーケット事業は引き続き恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行った。
毎日午後2回のタイムサービスを全店舖で継続実施し、野菜や日配品を中心に数量を限定して価格を通常より大幅に下げて販売した。
サービスの向上として、クレジットによるレジ精算を導入した。利用店舗を順次拡大し、8月から全店で利用可能となった。
売上面では、震災により宮城県内の6店が一時休業を余儀なくされたものの、客数が伸び、お客1人当たりの買上点数も増えたことにより増加した。
利益面では、震災の影響によりチラシ特売を見合わせた期間があったことや生鮮食品の値下げ販売が減少したこともあり、売上総利益率が改善した。
販売費・一般管理費は、節電対策により光熱費の削減となったものの、販売費等の費用が増えたことで増加した。
通期は、売上高1000億円(9.9%増)、営業利益34億5000万円(33.3%増)、経常利益35億円(32.8%増)、当期利益19億円(145.8%増)の見通し。

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