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ヤマザワ/4月~6月はチラシ減少で営業利益2.8倍

2011年07月29日 / 決算

ヤマザワが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高236億2600万円(10.0%増)、営業利益12億1900万円(183.6%増)、経常利益12億2800万円(182.7%増)、当期利益7億500万円(前期は7500万円の当期損失)となった。
設備投資として、既存店の活性化を目的に、5月に白山店(山形県山形市)の改装を実施した。生鮮売場を中心に買い易い売場への変更と、併設したドラッグ売場を拡大し利便性の向上と品揃えの充実を図った。
販売面では、お客の低価格への要望が続く中、引き続き恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行った。
毎日午後2回のタイムサービスを全店舗で継続実施した。野菜や日配商品を中心に数量を限定して価格を通常より大幅に下げて販売し、好評を得て定着した。
サービス向上といたしまして、クレジットカードによるレジ精算を導入し、利用店舖を順次拡大した。
売上面は宮城において休業店舗が6店あったものの、他の営業店舗において客数が伸び、お客1人当たりの買上点数も増えたことで増加した。
利益面では、震災の影響によりチラシ特売を見合わせたことや生鮮食品の値下げ販売の減少などもあり、売上総利益率が改善した。
通期は売上高1000億円(9.9%増)、営業利益27億5000万円(6.2%増)、経常利益28億円(6.2%増)、当期利益15億円(93.9%増)の見通し。

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