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楽天/2011年のインターネットサービス事業は2285億円

2012年02月13日 / 決算

楽天が2月13日に発表した2011年12月期決算によると、インターネットサービス事業の売上高は2285億6700万円、営業利益は657億8200万円となり、いずれも順調に増加した。

インターネットサービス事業は、主力サービスの「楽天市場」において、スマートフォン向け等サービスを積極的に展開したほか、出店店舗の拡充、配送サービスの向上やデータベースを活用したマーケティングにも努めた。

流通総額は、震災直後はその一時的な影響をうけたものの、その後、インターネットショッピングの利便性がより認知され、日常消費等に一層利用されることで早期に回復した。

ユニーク購入者数・注文件数は共に堅調に推移し、国内EC流通総額は16.4%増となり、引き続き高い成長を維持した。

トラベルサービスでは、震災直後は予約のキャンセル等が発生したものの、ダイナミックパッケージの商品拡充、クーポン等を梃子にしたマーケティング戦略等、旅行需要の喚起を図る戦略が奏功し、予約流通総額は14.9%増となった。

海外ECは、インドネシアにインターネット・ショッピングモールをオープンしたほか、RAKUTEN BRASIL INTERNET SERVICE LTDA.(ブラジル)、Tradoria GmbH(ドイツ)とPlay Holdings Limited(イギリス)を連結子会社化した。

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