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セブン&アイ/2月期は売上高6.5%減、営業利益2割増の2920億円

2012年04月05日 / 決算

セブン&アイ・ホールディングスが4月5日に発表した2012年2月期決算は、売上高4兆7863億4400万円(前年同期比6.5%減)、営業利益2920億6000万円(20.0%増)、経常利益2931億7100万円(20.7%増)、当期利益1298億3700万円(16.0%増)となった。

グループは事業戦略の推進とグループシナジー効果の最大化に向けた取り組みに注力した。

コンビニエンスストア事業では、積極的な出店による店舗網の拡大を図るとともに、「近くて便利」なお店の実現に向けた品揃えの拡充を図った。

国内の総合スーパーや百貨店では、販売力の強化や商品開発に注力するとともに、ロスの低減や経費削減を中心とした収益性の向上に努めた。

グループの総合スーパーや百貨店、専門店などを組み合わせて大型店の集客力を高めるなど、グループ各社の強みを相互に活用した売場改革の取り組みも開始した。

売上高は、北米のコンビニエンスストア事業で、営業収益の計上方法変更に伴う押し下げ影響が5211億9900万円あったことなどにより減収となった。

営業利益は、主にコンビニエンスストア事業とスーパーストア事業の増益により営業利益、経常利益とも増益となった。

来期は売上高5兆600億円(5.7%増)、営業利益3150億円(7.9%増)、経常利益3120億円(6.4%増)、当期利益1550億円(19.4%増)の見通し。

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