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井筒屋/2月期は売上高2.6%減、営業利益6.3%増

2012年04月16日 / 決算

井筒屋が4月16日に発表した2012年2月期決算は、売上高882億1500万円(前年同期比2.6%減)、営業利益34億7300万円(6.3%増)、経常利益28億6000万円(11.0%増)、当期利益19億600万円(23.9%減)となった。

各店舗の競合環境の変化を踏まえ、売上高の減少が続いても、安定的に利益が計上できる収益構造に経営体質を転換し、効率的な百貨店モデルの構築を目指した「井筒屋グループ中期3か年経営計画」を推進した。

計画2年目となる当期は、効率的な販促活動、顧客戦略や売場運営等により、店舗のコスト構造を抜本的に見直すなど、収益の改善に努めた。

財務面は、昨年12月に黒崎店別館を、1月に久留米井筒屋店舗跡地を売却するなど、遊休資産の処分を進め、キャッシュ・フローの増大に努めた。

来期は売上高832億円(5.7%減)、営業利益20億6000万円(40.7%減)、経常利益15億6000万円(45.5%減)、当期利益9億5000万円(50.2%減)の見通し。

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