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イオン/2月期は売上高2.1%増、営業利益13.5%増

2012年04月12日 / 決算

イオンが4月12日に発表した2012年2月期決算は、売上高5兆2061億3200万円(前年同期比2.1%増)、営業利益1956億9000万円(13.5%増)、経常利益2122億6000万円(16.6%増)、当期利益667億5000万円(11.8%増)となった。

グループ構造改革において、企業価値向上とグループシナジーの創出を目的とし、事業間の重複と分散の解消による各社の主力事業への専業化を進めるとともに、「1業態1ブランド」化によるブランド認知度の向上、地域に根ざし、地域のお客に支持される地域密着経営の深耕を推進した。

経営資源の最適配分は、今後直面する大きな環境変化を経済のアジアシフト、人口の都市シフト、人口のシニアシフトという3つのメガトレンドとして捉え、各成長領域に向けた集中的な経営資源の配分を進めた。

アジアシフトでは、全体を俯瞰するグローバルな経営と、地域(ローカル)に根ざした経営を両立させたグローカル経営を実践するため、中国本社機能、アセアン本社機能の構築を進めた。

大都市シフトでは、首都圏を中心とした大都市におけるシェア拡大に向け、グループの有する多様な店舗業態での展開を加速するとともに、都市のニーズに即した新規業態の開発に取り組んだ。

シニアシフトへの対応として、専任の責任者を配置し、事業横断的にシニア層のニーズに合わせた品揃えや売場づくり、サービスの展開を推進する体制を整えた。

来期は売上高5兆6500億円(8.5%増)、営業利益2100億円~2200億円(7.3%増~12.4%増)、経常利益2200億円~2300億円(3.6%増~8.4%増)、当期利益680億円~730億円(1.9%増~9.4%増)の見通し。

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