流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カワチ薬品/3月期は売上高5.6%減、営業利益25.5%増

2012年04月26日 / 決算

カワチ薬品が4月26日に発表した2012年3月期決算は、売上高2223億2200万円(前年同期比5.6%減)、営業利益100億4100万円(25.5%増)、経常利益105億7900万円(25.8%増)、当期利益44億1700万円(16.2%増)となった。

年度前半に震災の影響による計画停電により営業時間の短縮や商品供給が一時的に停滞したこと等があったものの、生活者医療の担い手となる地域密着型店舗として独自のメガ・ドラッグストアの店舗展開を進めた。

新規出店では、ドミナントエリア強化のためサテライトタイプの店舗を中心に既存地区である千葉に4店、栃木、茨城、宮城に各2店、群馬、静岡、山梨に各1店の計13店を出店した。

高齢化社会への対応を目的とし、専門機能を強化したヘルスケアセンター(調剤併設型店舗)づくりの一環として、茨城に2件、福島、千葉、群馬に各1件、計5件の調剤薬局を既存店に併設した。店舗数は、216店、うち調剤併設店舗は46件となった。

粗利益率は、震災以降生活関連用品等が好調に推移したこと等から改善が図られた。震災後の販売自粛に伴う広告宣伝費の減少など、効率化が図られたこと等から経費が抑制された。

来期は売上高2450億円(10.2%増)、営業利益111億円(10.5%増)、経常利益117億円(10.6%増)、当期利益60億円(35.8%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧