流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カワチ薬品/3月期は震災での特損計上も当期利益の増益確保

2011年05月10日 / 決算

カワチ薬品が5月6日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は2355億3000万円(前年同期比1.4%増)、営業利益80億円(7.9%増)、経常利益84億700万円(8.0%増)、当期利益38億円(3.0%増)となった。
生活者医療の担い手となる地域密着型店舗として独自のメガ・ドラッグストアの店舗展開を進め、健康と美容にフォーカスした差別化を推進するべく医薬品、化粧品の専門性強化策を図った。
一方、生活者を支える雑貨や食品は、品揃えや販売価格の見直しを行うなど、集客と単価の改善に努めた。
ドミナント化を推進するため、既存地区の山形に2店、宮城、福島、栃木、長野に各1店の計6店舗を出店。栃木、茨城に2件、宮城に1件の合計5件の調剤薬局を既存店舗に併設した。
東日本大震災による災害損失等を、特別損失として15億400万円計上した。
来期は売上高2250億円~2350億円(4.5%減~0.2%減)、営業利益92億円~95億円(15.0%増~18.7%増)、経常利益96億円~100億円(14.2%増~18.9%増)、当期利益49億5000万円~52億円(30.3%増~36.8%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧