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H&M/上半期の世界売上7115億円、日本は137億円

2012年09月18日 / 決算

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ヘネス・アンド・マウリッツAB(H&M)は、上半期(2011年12月~2012年5月)のグループ売上を発表した。

売上高は594億9100万スウェーデンクローナ(SEK、日本円換算7115億1236万円)で、SEK換算で昨年比14%増加した。現地通貨では12%増、比較可能な単位当たり売上では3%増となった。

金融収支を含む利益は107億5400万SEK(1286億1784万円)で、16%増。税引後のグループ利益は79億5800万SEK(951億7768万円)となった。

第2四半期(2012年3月~5月)のグループ売上は、316億5800万SEK(3786億2968万円)で15%増。売上総利益は195億4600万SEK(2337億7016万円)となり、売上総利益率は61.7%となった。

金融収支を含む利益は70億5300万SEK(843億5388万円)で、23%増。税引後のグループ利益は52億1900万SEK(624億1924万円)となった。

2012年にブルガリア、メキシコ、ラトビア、マレーシア、タイの5つの新市場に進出し、2013年にも複数の新市場に店舗をオープンする計画だ。すでに、エストニアとインドネシアで、2013年の出店契約を締結しているという。

年間では実質約275店の店舗をオープンする予定で、今秋には、世界最大のオンライン市場である米国で、オンライン販売を開始する計画だ。

Karl-Johan PerssonCEOは「今年は順調にスタートし、第2四半期も望ましい傾向が続いた。第2四半期は、売上と収益性が大きく伸び、利益が23%増加した。春のコレクションが好評をもって迎えられたが、これは熾烈な競争が続くファッション小売市場でH&Mの市場シェアが増大したことからも見て取れる。H&Mの魅力的な品揃えは44の市場すべてで、顧客に高く評価されており、これは大都市でも小都市でも、また経済成長が著しい国でもマクロ経済環境が厳しい国でも同様です」とコメントしている。

なお、日本の上半期売上高は11億4900万SEK(137億4204万円)で、昨年比は日本円で49%増、スウェーデンクローナで64%増となった。2012年5月末の日本での店舗数は19店で、うち4店は第2四半期中にオープンした。

第2四半期(2012年3月~5月)の売上高は、7億4000万SEK(88億5040万円)で、日本円で87%増、スウェーデンクローナで111%増となった。

1スウェーデンクローナは11.96円(2012年9月18日現在)。

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