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三越伊勢丹HD/4~9月は売上高1.5%減、営業利益9.8%減

2012年11月09日 / 決算

三越伊勢丹ホールディングスが11月9日に発表した2013年3月期第2四半期決算は、売上高5749億3100万円(前年同期比1.5減)、営業利益81億6300万円(9.8%減)、経常利益66億6600万円(57.5%減)、当期利益17億4300万円(91.5%減)となった。

中核の百貨店業は、最重要戦略である伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店の基幹3店の磨き上げで、伊勢丹新宿本店の再開発に着手した。

首都圏以外の国内グループ百貨店は、全体の売上は前年実績を下回ったが、仙台三越、広島三越、高松三越などは前年実績を上回った。

顧客接点の拡大と充実に向けた新規小型店舗の展開では、4月に紳士雑貨とフーズギフトを中心とした「イセタン羽田ストア」を羽田空港国内線第1旅客ターミナル内にオープンした。ラグジュアリーコスメ編集ショップ「イセタンミラー」は、9月に2号店をルミネ大宮にオープンさせ、2013年1月にはセレオ八王子に3号店をオープンする予定だ。

昨年度に期間限定出店した「伊勢丹アウトレットストア」は、7月から、佐野プレミアムアウトレットに常設出店をした。

海外では、グループ収益基盤の強化に向け、経済成長率の伸びにやや鈍化の傾向が見られるものの、引き続き堅調な成長が見込まれる中国・東南アジア地域での市場の開拓と深耕に取組み、5月にマレーシアで4号店となるワンウータマ店を新規オープンした。

今冬、中国の天津市に2号店を、2013年末にシンガポール6号店、2014年末に中国の成都市に2号店をオープンする予定だ。

通期は、売上高1兆2340億円、営業利益250億円、経常利益300億円、当期利益210億円の見通し。

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