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中央魚類/3月期は売上高8.0%減、営業利益265.5%増

2013年05月14日 / 決算

中央魚類が5月14日に発表した2013年3月期決算は、売上高1646億8300万円(前年同期比8.0%減)、営業利益11億6300万円(265.5%増)、経常利益14億8400万円(106.8%増)、当期利益1億2400万円(56.3%減)となった。

前年度における魚価上昇の反動などから魚価は下落基調をたどり、とりわけチリ産銀サケの供給過多による価格下落傾向が顕著となり業界全体に大きな影響を及ぼしたが、昨年末以降、先高感のある輸入水産物を中心に荷動きが好転するようになった。

鮮魚類は天候不順等によって市場入荷が不安定となり相場も低迷し続け、マグロ類は赤身物など低価格商材の国内搬入量が増え、安値に押され苦戦を強いられた。

シラスなど一部魚種は潤沢な供給によって売上を伸ばし、冷凍魚類の売上は好調に推移したものの、千住支社廃止などの影響もあり、全体として売上高は減少した。

来期は、売上高1720億円、営業利益7億円、経常利益11億円、当期利益7億円の見通し。

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