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オンワードHD/2月期は売上高8.0%増、営業利益15.8%減

2014年04月04日 / 決算

オンワードホールディングスが4月4日に発表した2014年2月期決算は、売上高2790億7300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益94億2200万円(15.8%減)、経常利益122億1100万円(8.9%減)、当期利益46億5800万円(3.5%増)となった。

国内事業は、オンワード樫山において、上期は基幹ブランドを中心に順調に売上拡大するとともに、メンズ部門が回復基調となった。

しかしながら、下期の消費の最盛期となる10月に台風などの悪天候や消費税率引き上げの決定の影響から消費が冷え込んだため売上高が大きく落ち込み、その他の国内子会社も同様の結果となった。

そのなかでネットビジネスは、オンワード樫山をはじめ各社ともに年間を通じ順調に推移し計画以上の業績となった。

海外事業は、欧州地区において、ジョゼフグループの業績が大きく改善し、ジボ・コーグループも売上拡大と安定的な利益体制ができた。

一方、ジルサンダーグループは事業拡大を進めるなかで、先行的な投資により業績が悪化したが、来期から事業拡大と効率化により収益改善がはかれるとともに、事業を一元化する機構再編によるシナジー効果が見込まる予定。

アジア地区、北米地区において、不安定な国際情勢や経済環境に加え、新たな拡大に向けた投資などにより費用が増加し増収減益となった。

来期は、売上高2907億円、営業利益123億円、経常利益137億円、当期利益54億円の見通し。

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