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オンワードHD/2月期は売上高0.9%減、営業利益22.7%増

2012年04月06日 / 決算

オンワードホールディングスが4月6日に発表した2012年2月期決算は、売上高2424億200万円(前年同期比0.9%減)、営業利益109億5300万円(22.7%増)、経常利益133億2900万円(27.0%増)、当期利益35億2900万円(29.6%増)となった。

アパレル関連事業の売上高は2300億2000万円(0.8%減)、営業利益は143億200万円(16.6%増)となった。

国内事業では、オンワード樫山において、上期の震災の影響を吸収するため、下期は基幹ブランドを中心に積極的な商品施策と販売施策を進め、ブランド横断企画の戦略商品や付加価値を高めた防寒衣料を集中して展開し、効果的な販売促進を含めた販売強化策を実施したことで増益を達成した。

ネットビジネスは、展開ブランドの拡大やサイトの充実、会員の増加により計画を大幅に上回る業績となった。

オンワード商事は震災の影響を大きく受け減益となりましたが、国内事業全体としては、下期の業績向上により通期で増益となった。

海外事業では、欧州地区において、ジボ・コーグループが生産性の向上と関係企業のシナジー効果の拡大により、大幅な収益を達成するとともに、北米地区、アジア地区の事業が、計画通りに推移したことにより、海外事業全体で増収増益を達成した。

来期は売上高2666億円(10.0%増)、営業利益138億円(26.0%増)、経常利益154億円(15.5%増)、当期利益50億円(41.7%増)の見通し。

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