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近鉄百貨店/2月期は売上高2.3%増、営業利益11.7%減

2014年04月09日 / 決算

近鉄百貨店が4月9日に発表した2014年2月期決算は、売上高2770億6600万円(前年同期比2.3%増)、営業利益30億8800万円(11.7%減)、経常利益24億9300万円(7.7%減)、当期利益9億6900万円(62.3%減)となった。

百貨店業界は、株価上昇に伴う資産効果に加えて、4月の消費税率引上げに伴う駆け込み需要などもあり、昨年4月、7月、10月を除く各月の売上高が前年実績を上回るなど、総じて堅調に推移した。

しかし、百貨店の出店・増床が相次いだ大阪地区では引き続き厳しい競合が続いた。

グループでは、阿倍野店の増床と改装工事を順次推し進め、3月7日に「あべのハルカス近鉄本店」をグランドオープンするとともに、各事業にわたり収益力の向上に懸命の努力を払った。

来期は、売上高3040億円、営業利益74億円、経常利益59億円、当期利益42億円の見通し。

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