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近鉄百貨店/3~5月は売上高11.7%増、営業利益81.3%増

2014年07月10日 / 決算

近鉄百貨店が7月10日に発表した2015年2月期第1四半期決算は、売上高730億4400万円(前年同期比11.7%増)、営業利益12億6200万円(81.3%増)、経常利益8億700万円(65.0%増)、当期利益3億9900万円(37.3%増)となった。

百貨店業は、売上高666億6700万円(11.7%増)、営業利益9億300万円(62.3%増)となった。3月7日あべのハルカス近鉄本店を全館開業し、フルライン・フルターゲットの品そろえを完成するとともに、小劇場「近鉄アート館」を復活するなど時間消費型施設としての機能を強化した。

あべのハルカス近鉄本店では、同日グランドオープンした超高層複合ビル「あべのハルカス」の展望台、あべのハルカス美術館、大阪マリオット都ホテルと連携して様々なイベントを実施し、誘客に努めた結果、来店客数は2.5倍となった。

隣接するHOOPは、1階に若い女性に人気のスイーツショップや関西初出店のセレクトショップを導入するなどの改装を実施し、あべのハルカス近鉄本店のグランドオープンに照準を定め2012年以来推し進めてきた大規模改装を完成した。

通期は、売上高3040億円、営業利益74億円、経常利益59億円、当期利益42億円の見通し。

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